2014年03月08日

佐村河内氏の会見から…3

聴力50dbの世界
こちらの情報をニシダツトムさんより提供していただきました。

佐村河内氏の50dBという聴力がどの程度なのか、わかりやすく書かれていますので、
是非、多くの皆様にお読みいただきたいと思います。

聴覚に障害がない場合、なかなかその障害をイメージすることは難しいことですが、
このように文章としてきちんと説明していただけると、わかりやすいと思います。


元吉田3さん(@nasuko_m0003)のツイートです。
軽度難聴。世の中のことについてつぶやきまぁす!  日常用@nasuko_m0001 まんが用@nasuko_m0002

【聴覚障害の認定基準】
WHO(世界保健機関):両耳平均41デシベル以上
スウェーデン:20デシベル以上
米国:55デシベル以上
日本:両耳が70デシベル以上

日本の聴覚障害者の扱いは劣悪だよ。先進国にふさわしいあり方に改善しなければならないよ。


このデシベルという単位ですが、小さいほど音も小さいのです。
この単位が大きくなるほど、音が大きくなるのです。


ウィキペディアによる日本の身障福祉法による聴覚障害の区分の表記です。

日本では、身体障害者福祉法によって身体障害者等級を定めている。
聴覚障害の程度に応じて以下の等級の身体障害者手帳が交付される。

以下は、「身体障害者福祉法施行規則別表第5号」の「身体障害者障害程度等級表」による。

2級;両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上のもの(両耳全ろう)
3級;両耳の聴力レベルが90dB以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)
4級;1.両耳の聴力レベルが80dB以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの)
   2.両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの
6級;1.両耳の聴力レベルが70dB以上のもの(40cm以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの)
   2.一側耳の聴力レベルが90dB以上、他耳の聴力レベルが50dB以上のもの

同一の等級について2つの重複する障害がある場合は、1級上の級とする。
ただし、2つの重複する障害が特に本表中に指定されているものは、該当等級とする。
異なる等級について2つ以上の重複する障害がある場合については障害の程度を勘案して、
当該等級より上の級とすることができる。
5級および7級の欄には記載がない。


世界基準でも日本の福祉は立ち遅れています。

これを機に、デシベルダウン運動が過熱してくることを期待しますっ!icon21
と、いうか…認定基準を見直すきっかけとなってもらえれば…良いですよねicon22

以下、デシベルダウン運動について書かれていますので参考に。
「06 軽度・中度難聴者のページ」
「難聴者・中途失聴者の社会参加促進について」



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この記事へのコメント
只今家で酔っぱらいながら見ています。
ごめんなさい。
そうでないとヘビーな問題を
考えようという気になれなくてf^_^;。

アバウトですが耳に水が入って、聴こえなくなった感覚と
似ているかもしれませんね。
デシベルの話しは理解できます。
よく理解して、情熱を持ち続けられる国会議員を見つける事、
育てる事でしょうか?
Posted by おーともちゃん at 2014年03月08日 18:57
おーともちゃん様
読んで下さるだけでも感謝です。
少しずつでも支援の輪が広がってもらえると嬉しいと思います。支援というほどでなくても、理解が広がって欲しいと願っております。
国会議員ですか⁉︎ 難しいですね…(; ̄ェ ̄)
当選すると人間変わるらしいので。
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2014年03月08日 19:19
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