2013年07月16日

差別だよねぇ~情報格差あるよねぇ~人権問題だよねぇ~

http://naganan.naganoblog.jp/e1307803.html

昨日、このブログにも、政見放送に字幕のないことを書き込みました。

本日、上記ブログにも…
難聴者の選挙権について、
「難聴者は「公民」ではないとでも言うのであろうか(怒)」
とのコメントが書き込まれていました。

選挙の際、障がいに関係なく、同等の情報を得ることができることは、基本的人権に相当する部分。

そこが奪われている難聴者・中途失聴者は
国を相手取って裁判を起こしても良いくらいだと常々感じているのですが…。

全国の難聴者・中途失聴者のみなさんは、性格的に穏やかなのでしょうか?

そういった話を聞くことがありません。

障がい者の権利条約では、「合理的な配慮」を、社会に求めています。

こうしたこと(政見放送が流されても、内容がわからない人がいるということ)は
差別的な扱いといえますから、「合理的な配慮」はされていないと断言できます。

ネットでもいろいろな情報が流れる時代になりました。

しかし、高齢者には伝わっていないことも多々あるのです。

高齢者の中でも難聴のある方は、政見放送も聞こえませんし、字幕がないのでわかりません。
彼らは、長野県の選管が折角用意してくれたDVDを見ることもできないのです(知らないのだから)。
そこに字幕を添付したところで、高齢難聴者はそれを見ることができません(知らないからね)。

SNSでも、選挙に関して、若者の投票を呼び掛けるものが多数、出回っているようです。

若者にも、わかりやすいものがありました。
https://twitter.com/mamazou3/status/356586080432164865/photo/1

これは、当然、お年寄りだって一目見てわかりやすいでしょう。
けれど、ほとんどのお年寄りはSNS使いこなしてないでしょう?

お年寄りは…どうしたら?
判断は?
もちろん、選挙に行くこと自体も…どうなのかしら?という面もありますが…。
情報不足はいかんともしがたいですね。

結局、これまで投票してきたから、ずっと入れてきたから…と、
同じ政党の候補に入れるのでしょうね…。

政策の確認や候補者の話を聞くことなどはせずに…。

参政権を保障されない立場、放棄している人たち…世の中、いろいろです。

けれど、こう考えていくと、公的に情報も提供されずに、選挙権だけ「与えた」とみなされ、
それで良しとされていることに、もっと「公民」として怒りを表明しても良いのではないでしょうか?

昨日の記事も合わせてご覧いただきたいところです。
http://rozetto.naganoblog.jp/

これで本当に、基本的人権は守られているといえるのでしょうか?



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Posted by ろぜっと山口 at 18:38│Comments(0)要約筆記活動
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