2014年06月09日
これで良いのか?
私も会社のセミナーでしっかり聞きたくて、自分の耳じゃ無理だから。
手話通訳(要約筆記は理解されないだろうと思って言わなかったけど)をお願いしたら。
セミナーでマイクを使うからマイクの近くに座ればと冷たい一言。
言いたいことあったけど我慢したよ。
で、マイクの近くに座って聞いたけど、音が割れて聞き取りにくい。
もう泣きたい。
手話通訳が何故必要なのか理解してほしいな。もち要約筆記も…。
頭の中には何の情報も入ってきてません(泣)
企業で働いている難聴女子の方からコメントをいただきました。
この方の例が特殊なのではありません。
多くの難聴・中途失聴という障がいをお持ちの方々が似たような悩みを抱えているんです。
こうした事実が放置されたまま…解決に向けて法律の整備等は進められていますが、
実質、放置状態のまま…障害者権利条約は批准されました。
障害者権利条約(しょうがいしゃけんりじょうやく、Convention on the Rights of Persons with Disabilities)とは、
あらゆる障害者(身体障害、知的障害及び精神障害等)の、尊厳と権利を保障するための人権条約である。
日本では障害者の権利に関する条約(しょうがいしゃのけんりにかんするじょうやく)と、日本国政府によって
仮訳されている。
この条約は、21世紀では初の国際人権法に基づく人権条約であり、2006年12月13日に第61回国連総会に
おいて採択された。日本政府の署名は、2007年9月28日であった。2008年4月3日までに中華人民共和国、
サウジアラビアも含む20ヵ国が批准し、2008年5月3日に発効した[1]。2014年5月現在の批准国は147カ国
である。なお欧州連合は2010年12月23日に組織として集団的に批准した[2]。
2013年12月4日、日本の参議院本会議は、障害者基本法や障害者差別解消法の成立に伴い、国内の法律が
条約の求める水準に達したとして、条約の批准を承認した[3]。日本国の批准は2014年1月20日付けで国際連
合事務局に承認されている。(うぃき先生より)
障がい者の人権を守るために…
という大義名分は良いのですが、実際どうなのよ?
障害者権利条約が批准され、差別解消法が施行されて…その後、この会社が簡単に変化するか?
罰則規定も何もない法律が施行されたところで…変わらないのでは?
その良い例が…障害者自立支援法…要約筆記の派遣は市町村必須…と謳われたって…
その実施率は全国平均で50%に満たない。(県内も同程度)
また、障がい者の雇用推進のための施策として、
障がい者雇用率(義務)を上げましたが、その実施のために国はどうしていると思います?
…お駄賃あげるから雇ってね…って方法をとっているのよ…
これ、派遣にも当てはめたらどうなる?
派遣制度、ちゃんと作ったらお駄賃あげる…って言えば、制度は整うわよ、きっと。
結局ね、そんなことして、「障がい者を雇用してます」ったってさ、制度を整えましたって言ったってさ、
障がい特性に合わせた支援もなけりゃさ…雇われた障がい者が気の毒だって話よ。
派遣が何だかわかってないままの制度じゃ…使えないって話よ。
特にね、雇用率は満たしています!って企業さ、障がい特性に合わせた支援はしてませんってとこ…
多いのと違いますか?
こんなことだってあると思うんです。…たとえば…ですが…
…車いす用のトイレがないので困ります…
…エレベーターはありませんから、車いす使用の方は2階へは行かれませんので困ります…
・・・・・・・・結局、
障がい者雇用のために建物の改築までするつもりはありません、
現状の建築物で働いていただける方の雇用を検討します・・・・・・・・・・・って企業がさ、
聴覚障がい者は、体丈夫だし、根気があるし、いいじゃん!って雇用を決めたら…どうなる?
聴覚障害従業員/すみません、社内での会議や研修会には通訳をつけてください。必要です。
企業経営サイド/はあ~ッ?何を言っているの?あんただけ特別扱いできないわよ!
あんたは丈夫だから雇ってやったんだから。
聞こえない?普通にしゃべってるじゃない?何を甘えたことを言っているの?
仕事は遊びじゃないんだから!他の人と同じようにやってくださいっ!
聴覚障害従業員/・・・・甘えじゃなくて…同じようにするだけの情報が得られないって話です…。
企業経営サイド/はぁ~~っ???
まだそんなこと言ってんの!? 通訳者?お金かかったらその分給料から引くよ!
はぁ?会社が負担しろと??? 冗談でしょ?そんなこと言うなら辞めてもらうよ!
ってことになると…思いませんか?
…これ、冗談とか、作り話ではなくて、現実にそうした…似たような事例があるんですよ。
そんな状況が…罰則もないような法律ができたからって…是正されるとは思えない…。
立派な条約に批准したからって…この状況が変わるわけでもなく…切なくなるよね…。
「合理的配慮」の周知を!「ユニバーサルデザイン」の徹底を!差別解消の積極的な取り組みを!
障がいへの理解をもっと広げて!!!…ってさ、もっと障がい者全体でさ、大きな声出して叫ばないと…
…これは聴覚障がいに限らずで、力合わせてさ…がんばらんと、変わらんよ。特に田舎はね。
聴覚障がい同様、見た目で分かりづらい障がいをお持ちの方は皆、大きな悩みを抱えています。
「理解されない…分かってもらえない…甘えていると思われてしまう…」
これ、私に対しても言われている言葉なんだよね…痛いなぁ~…思い当たる節があるだけに…
手話通訳(要約筆記は理解されないだろうと思って言わなかったけど)をお願いしたら。
セミナーでマイクを使うからマイクの近くに座ればと冷たい一言。
言いたいことあったけど我慢したよ。
で、マイクの近くに座って聞いたけど、音が割れて聞き取りにくい。
もう泣きたい。
手話通訳が何故必要なのか理解してほしいな。もち要約筆記も…。
頭の中には何の情報も入ってきてません(泣)
企業で働いている難聴女子の方からコメントをいただきました。
この方の例が特殊なのではありません。
多くの難聴・中途失聴という障がいをお持ちの方々が似たような悩みを抱えているんです。
こうした事実が放置されたまま…解決に向けて法律の整備等は進められていますが、
実質、放置状態のまま…障害者権利条約は批准されました。
障害者権利条約(しょうがいしゃけんりじょうやく、Convention on the Rights of Persons with Disabilities)とは、
あらゆる障害者(身体障害、知的障害及び精神障害等)の、尊厳と権利を保障するための人権条約である。
日本では障害者の権利に関する条約(しょうがいしゃのけんりにかんするじょうやく)と、日本国政府によって
仮訳されている。
この条約は、21世紀では初の国際人権法に基づく人権条約であり、2006年12月13日に第61回国連総会に
おいて採択された。日本政府の署名は、2007年9月28日であった。2008年4月3日までに中華人民共和国、
サウジアラビアも含む20ヵ国が批准し、2008年5月3日に発効した[1]。2014年5月現在の批准国は147カ国
である。なお欧州連合は2010年12月23日に組織として集団的に批准した[2]。
2013年12月4日、日本の参議院本会議は、障害者基本法や障害者差別解消法の成立に伴い、国内の法律が
条約の求める水準に達したとして、条約の批准を承認した[3]。日本国の批准は2014年1月20日付けで国際連
合事務局に承認されている。(うぃき先生より)
障がい者の人権を守るために…
という大義名分は良いのですが、実際どうなのよ?
障害者権利条約が批准され、差別解消法が施行されて…その後、この会社が簡単に変化するか?
罰則規定も何もない法律が施行されたところで…変わらないのでは?
その良い例が…障害者自立支援法…要約筆記の派遣は市町村必須…と謳われたって…
その実施率は全国平均で50%に満たない。(県内も同程度)
また、障がい者の雇用推進のための施策として、
障がい者雇用率(義務)を上げましたが、その実施のために国はどうしていると思います?
…お駄賃あげるから雇ってね…って方法をとっているのよ…

これ、派遣にも当てはめたらどうなる?
派遣制度、ちゃんと作ったらお駄賃あげる…って言えば、制度は整うわよ、きっと。
結局ね、そんなことして、「障がい者を雇用してます」ったってさ、制度を整えましたって言ったってさ、
障がい特性に合わせた支援もなけりゃさ…雇われた障がい者が気の毒だって話よ。
派遣が何だかわかってないままの制度じゃ…使えないって話よ。
特にね、雇用率は満たしています!って企業さ、障がい特性に合わせた支援はしてませんってとこ…
多いのと違いますか?
こんなことだってあると思うんです。…たとえば…ですが…


・・・・・・・・結局、
障がい者雇用のために建物の改築までするつもりはありません、
現状の建築物で働いていただける方の雇用を検討します・・・・・・・・・・・って企業がさ、
聴覚障がい者は、体丈夫だし、根気があるし、いいじゃん!って雇用を決めたら…どうなる?
聴覚障害従業員/すみません、社内での会議や研修会には通訳をつけてください。必要です。
企業経営サイド/はあ~ッ?何を言っているの?あんただけ特別扱いできないわよ!
あんたは丈夫だから雇ってやったんだから。
聞こえない?普通にしゃべってるじゃない?何を甘えたことを言っているの?
仕事は遊びじゃないんだから!他の人と同じようにやってくださいっ!
聴覚障害従業員/・・・・甘えじゃなくて…同じようにするだけの情報が得られないって話です…。
企業経営サイド/はぁ~~っ???
まだそんなこと言ってんの!? 通訳者?お金かかったらその分給料から引くよ!
はぁ?会社が負担しろと??? 冗談でしょ?そんなこと言うなら辞めてもらうよ!
ってことになると…思いませんか?
…これ、冗談とか、作り話ではなくて、現実にそうした…似たような事例があるんですよ。
そんな状況が…罰則もないような法律ができたからって…是正されるとは思えない…。
立派な条約に批准したからって…この状況が変わるわけでもなく…切なくなるよね…。
「合理的配慮」の周知を!「ユニバーサルデザイン」の徹底を!差別解消の積極的な取り組みを!
障がいへの理解をもっと広げて!!!…ってさ、もっと障がい者全体でさ、大きな声出して叫ばないと…
…これは聴覚障がいに限らずで、力合わせてさ…がんばらんと、変わらんよ。特に田舎はね。
聴覚障がい同様、見た目で分かりづらい障がいをお持ちの方は皆、大きな悩みを抱えています。
「理解されない…分かってもらえない…甘えていると思われてしまう…」
これ、私に対しても言われている言葉なんだよね…痛いなぁ~…思い当たる節があるだけに…

Posted by ろぜっと山口 at 12:24│Comments(0)
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