2013年05月04日
昨日の会話から
昨日、こんな会話をしました…ちょっとご紹介。
N/私、手話がなかなか上達しなくて~

I/いろいろな大会等に参加するといい刺激になるのはわかるけど、それを決意するまでがめんどくさくて~

M/出ていけば刺激もあるし、手話にも接する機会が増えるから覚えるよ

Y/みんな偉いなぁ~。ちゃんと手話を覚えようとしているんだねぇ~…(反省している風)

N/Yさんは手話うまいよね~

M/ろう者との接触が多いものね

Y/それでも読み取れない手話はたくさんあるんだよ、適当につなげて理解しているだけ

I/そうだよね、読み取りの声聞いていると、表出された手話と全然違うことを言っていることがあるよね~(笑)でも内容があってる

そうなんです~…
私は…さまざまな場に参加することは多いのです。
手話の学習、研修以外の場ですけど。
コミュニケーションは何とかなるんですが、通訳は無理…と、常々申し上げておりますが、そういうことなんです。
性格がザル。読み取りもザルなんです。
大まかな内容は把握できるけど、細かく手話を読み取ってはいない。
それは自覚しているけど、手話を真面目に学ぼうという意識が薄い…。
ところで、英語とか外国語って、真面目に学ばなくても、その場ではなんとか通じません?
知っている単語だけでも…相手が聞き取ってくれません?
理解しようとしてくださいますよね?
聴覚障がい者は、いっつも健聴者の中にいて、
健聴者の会話を理解しようと頑張ってるんですよね。
それが習慣みたいになっている。
そこに付け込んでいるのが私といえますね

でも、通訳者を目指す皆さん…
もっと聞こえない人たちと一緒に過ごしませんか?
一緒の時間を作りませんか?
そうしないと、手話も上達しませんが、ホンネが聞けませんよ。
サークル活動だけで、聞こえない人を理解しているつもりになるのは危険だと思う、今日この頃。
聞こえなくても聞こえても、人間は十人十色。
研修会での説明が全員に当てはまるわけではない。
もちろん、研修等で話されるケースは、多くの聞こえない人に当てはまるケースなのでしょう。
しかし、全員ではない。
そこから…一人の人と一人の人という関係を築いていかないといけないなぁって気づくんだと思うんです。
話しは変わりますが…
来年は全国からろう者があつまる「全国ろうあ者大会」が長野市で開催されますよね。
実行委員会も大変です。
お疲れ様です。
私は今回も…通訳者から参加費を取るな!と頑張るつもり

長野から発信しましょうよ~。通訳は通訳。参加とは違うんだってことを!
その考え方だって、
ろう者が全員、参加費を取るのが常識、必要…と考えているわけではないってことも…

頭の隅に入れてあるんです、私は!(超手前勝手)
人間だもの~~~

Posted by ろぜっと山口 at 11:50│Comments(0)
│手話サークル活動