脳の中の文字

ろぜっと山口

2013年09月25日 10:51

http://sciencebook.blog110.fc2.com/blog-entry-1241.html

「神経文字学~読み書きの神経科学~」という本の紹介。

ニュータイプの言語障害、失タイプ症登場!
 脳障害の部位によってはキーボード入力だけができなくなる!
 そのほか、各種言語障害の症状の妙、
 文字の種類と書き文字方向に見出される相関など
 (ちょっと記述は専門的だけど)
 脳の言語機能って面白い。



さらに、この中に、以下のような記載が…。

毛束真知子 
 ”小字症:文字を大きく書くことができない症状。書いていくうちに徐々に小さくなる場合と、
 最初から小さくしか書けない場合とがあり、文字形態も最後まで保たれる場合と、
 小さくなるに従って崩れていく場合とがある。
 徐々に小さくなるタイプの小字症は脳の錐体外路損傷,
 最初から小さくしか書けないタイプは皮質脊髄路の損傷に起因する可能性が指摘されている。”


ってことは…?

学生さんとかにノートテイクや、要約筆記の指導をする際、

「大きい字で書きましょう。相手が読めるような大きさで…」

って指導しても、どうしても小さい文字しかかけない人がいるんだけど…

脳の損傷ってことなの????

ちょっと…びっくり

自分の脳が損傷されているって聞いても「やっぱりなぁ~」って思うくらいだけど、
小さい文字しか書けないって、そんな損傷の仕方があるってことの方が、びっくりだわ!!

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