報告

ろぜっと山口

2013年06月14日 12:26

ショップの開店間もなくに飛び込みました。

「す、す、すみません!!!

 iPad、お風呂に入れちゃいましたっ!!!

 どうしたら良いですかっ!」

「あ、山口様。(落ち着いてます、ショップの店員。てか、名前覚えられてる)

 お風呂に入れたとは?どの程度ですか?

 完全に水没?濡れた程度?」


「ぽちゃ~~ん…と。(目線で訴える…)

「ぽちゃ~ん?完全水没ですね~」

「は、はいっ…」

「それでは、こちらに、みずぽちゃしてしまいましたと電話していただけますか?」
(と、電話番号の書いたカードを指さして、丁寧にすべきこと、言うべきあいことをアドバイス)

「あ、は、はい…」

「店の電話をお使いください」「ありがとうございます」

「ピ、ピ、ピ…フリーダイヤルでおつなぎしております…

ipodは1を、iphoneは2を…」


「ええええ???iPad…は???え?3???はいはい…」

「ルルル~…。はい、〇〇でございます。」

(店員さんの顔を見ながら、セリフを復唱するように…)
 あ、あの、iPadを…みずぽちゃ…してしまいました…」

「はい、水濡れですね。
 
 どの程度濡れたのですか?」


「はい、ぽちゃ~~んと…すっぽり浸かりました…」

「全面的な水没ですね」

「は、はい…」

「申し訳ないのですが、全面的な水没の場合、修理の対象となりません。

 仮にお預かりしても、買い替えをお願いするようになってしまうと思われますので、

 当方では、全面的な水没の修理は、初めからお受けしないようになっております」


「じぇじぇじぇ!?
 じゃ…どうしたらいいの~~~(泣)」
(この時、ショップの店員さんに助けを求める表情)

「そうですね。修理はできませんので、新しくお買い求めいただくしかないかと思います」

「えええ?まだ動くんですよ、この子、まだ生きているんですっ!(力入りました)

「それでしたら、しばらく電源を入れずに、中に入っている水が乾燥するのを待ち、

 乾いてから電源を入れてみてください。 うまくすれば、うごくかもしれません」


(うまくすれば…って…うまくいかなかったらどうすりゃいいのさぁ~)

(運を天に任せろってことね…
 悪魔のささやきに誘われた報いね…神のお力を信じるのみ…(泣))


「それでは、山口様。 数日、様子を見てください。

 それで何か調子が悪いようでしたら、またご来店ください」


「はい…よろしくお願いします…」
 
と、泣く泣くショップを後にしたのでした…。

関連記事